映画

2008年2月 5日 (火)

ゼロ時間の謎

Towards_zero

先週水曜のレディース・デーに「ゼロ時間の謎」を見てきました。アガサ・クリスティーのミステリー「ゼロ時間へ」の映画化です。朝一番の上映回でしたが客席は満員で(10時前に着いた時点で残り4席でした)クリスティーものはまだまだ人気あるんだなぁと驚きました。観客の年齢層はやや高め、レディースデーにもかかわらず一人で観に来ている年配の男性客が多かったのが印象的です。

そういうワタクシもクリスティー映画は大好きなものでなんの情報も仕入れず無条件で観に行った作品だったのですが、映画が始まってまもなく違和感が…台詞がフランス語なんですね。あ、舞台はフランスなんですか?(爆)フランス人の監督がフランスを舞台に撮った「ゼロ時間」なわけです。ということで、登場人物すべてフランス人。おかしいと思ったんだよ~ぷぷぷ。でも美術や室内装飾はしっかりイギリス風、絵に描いたようなクリスティー風舞台でファンは満足できるかと(やはりファンの目を意識してるんですかねw)。

とにかくメルヴィル・プポーとキアラ・マストロヤンニが綺麗っす!
キアラ、どんどんお母さんに似てくるな~彼女、若いときより今のほうが好きだ。
ローラ・スメットのすれっからしぶりが素晴らしい。役を離れた素の彼女もこんな女なのかと錯覚するよ(笑)。

先ほど書いた「クリスティー風」ということですけど、この映画は現代のフランスが舞台になっているんですね。現代の設定だというにもかかわらず、どうしても原作が書かれた40年代のような雰囲気を感じてしまうのですよ。インターネットや携帯電話が登場して、役者はトップモードの服を着ているというのにね。これは意図的なもの?それともそんな風に感じてしまうのはワタクシだけなのでしょうかね?クリスティー原作の世界をこよなく愛する人には安心して観ていていられる映像なわけですが、もしかしたら観る人によってはずいぶん古めかしい映像だと感じるかもしれないなとも思ったり。個人的にはクリスティーの映画はやっぱり「こんな雰囲気」であってほしいと思うのです。金田一耕介がコンクリートのモダンな家屋で暮らすのはちょっとと思うのと同じで(笑)。

監督のパスカル・トマは同じくクリスティーの「親指のうずき」を映画化した「アガサ・クリスティーの奥様は名探偵」で成功した方なのだそう。「奥様は名探偵」…そういえばビデオ屋にあったような。大好きなトミーとタペンスのお話ですがな~観なきゃ。
監督自身きっとクリスティーが大好きなんだろうなぁ。作品世界をよく研究しつつ、フランス人らしいユーモアのセンスやエスプリ、軽やかさを感じさせる演出に拍手を送りたいです。細かいところまで神経が行き届いた、とても気持ちのいい映画でした。

そういえば本編の前に「つぐない」「かつて、ノルマンディーで」の予告編が流れて、興味深く観ました。
「つぐない」はイアン・マキューアンの長編「贖罪」の映画化です。「贖罪」はマキューアンの作品でワタクシがもっとも好きな作品で、どうしてこれでブッカー賞(イギリス版芥川賞みたいなものです)が取れなかったのか不思議でならないんですが、まぁそんなことはどうでもよいですよね(笑)。これは映画化には向かない作品だろう?と思っていましたが、ジョー・ライトがあっさり映画にしてしまいました。「高慢と偏見」のジョー・ライト監督がキーラ・ナイトレイのセシリア姉さんで撮る「贖罪」(邦題はテレサ・テン風でwww)………うーーーん(悩)。ジェームス・マカヴォイ(タムナスさん♪)はいいと思うんだけど…この大河メロドラマ風の予告編には激しく不安がよぎる(笑)。
「かつて、ノルマンディーで」は「ニコラ・フィリベール レトロスペクティブ」の1本として上映されるようです。フィリベール、大好きです。普通の人々の暮らしがどうしてこんなに美しいものなのか、魅力にあふれているのか。全部観に行きたいくらいだ~DVDも買うよ!

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2007年10月 2日 (火)

魔笛

お彼岸を過ぎても連日30度を越える暑さにげんなりしていた大阪ですが、先週末から急に気温が下がり、ようやく爽やかな秋となりました。冷たく乾いた風が嬉しくて(大阪の空気は湿気がすごいんだもの)つい部屋の窓を開けたままにしてしまうのですが、これもやりすぎると風邪をひく元に。ワタクシとネロ子はちょっと喉にきました(笑)。気をつけなきゃ、やれやれ。

9月は殆ど映画を見ていません。時間が合わなかったり大阪で上映予定のない作品だったりで(「This is Bossa Nova!」とか「ミリキタニの猫」とか←「ミリキタニ」は10月上映決定しました。ラッキー♪)、結局劇場で見たのは1本だけでした。

Magic_flute

「魔笛」

以前、NHKの番組(「英語でしゃべらナイト」だったと思う)で俳優の神山繁さんがケネス・ブラナーにインタビューするのを偶然眼にして、なんかおもしろそうな映画だなぁと心に留めていた作品です。ちなみにケネス・ブラナーとは神山さんの英国長期滞在中に知り合いになっていたそうで、「あの時はジュディ・デンチがいっしょでしたね」なんていわれてました。なんという渋い組み合わせ(笑)。
映画に関しては、モーツァルトの「魔笛」の話であることとケネス・ブラナーが監督を務めているということ、それから舞台を第一次世界大戦時代の戦場に置き換えているということだけは予備知識として持っていましたが、実際映画が始まってみたら「こんな映画だったんだ!」と驚くことが多くてものすごく新鮮、いろんな意味で(笑)。むろん今までのケネス・ブラナーの古典の扱いを考えれば、相当面白い表現・解釈にするんだろうなぁと想像できるのですけどね、ぷぷ。

まず台詞はなくて歌しかありません。みんな最初から最後まで歌いっぱなしで、オペラそのままの進行。で、歌になんか違和感があると思ったら歌詞は英語なんですね。英語の「魔笛」ははじめて聴くなぁ。訊けばクラシックファンには不評なことのようですが、私はすごく新鮮に感じていいと思ったよ。「英国人にオペラに親しんでもらおう」という意図があって改変したことらしいですが、たしかにワタクシもドイツ語よりはダイレクトに意味が理解できて(多少はw)ちょっと嬉しい。
オペラの台本をそのまま使いつつ、映画の中では夜の女王とザラストロはそれぞれが国家元首になっていて戦争状態にあるとか、瀕死の兵士タミーノが3人の看護婦に助けられるとか(笑)設定の交換や演出が本当に上手いなぁと感心しました。戦場で毒ガスを探知するカナリアと伝書鳩を飼うパパゲーノっていうのは思わず唸った。
「魔笛」は物語の中盤で善玉と悪玉が劇的に交代することで有名なお話ですが、善と悪を見極めていくタミーノを国家間の対立・戦争という背景に置いたことで、ケネス・ブラナーのメッセージがぐっと浮かび上がって見えてきます。争いの原因である夜の女王とザラストロの間のトラブルの描き方も秀逸で、悪とされる女王の憎悪にもしかるべき理由があること、ザラストロの正義の中にもそれなりの思惑があり純粋なものではないことがきちんと描かれていることに監督の誠意と知性を感じました。
映像の美しさや舞台美術のキッチュな魅力がまたいいんですよ。いたるところに風刺や毒がちりばめられているのがやはりイギリス映画なのだなぁと思う。オープニングの戦場シーンの毒の含みっぷり(笑)。

「魔笛」のファンタジーをどうやって観客の世界に近づけていくのか、私たちの物語として感じさせることが出来るか、ケネス・ブラナーの切り口はとても鮮やかなものでした。そして演じる歌手(本物のオペラ歌手が演じています)のすばらしさにも拍手をお送りしたい。特に民主的で親しみやすい姿のザラストロ(作業着みたいなジャンパーとか着てるしw)を演じたルネ・パーペのさりげなくも的確な演技には引き込まれるようでした。
オペラとは一味も二味も違う「魔笛」ですが、こんな「魔笛」もあっていいじゃないかと静かに感動したワタクシです。シリアスなオペラファンも広い心でぜひ(笑)。

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2007年8月 2日 (木)

ミシェル・ゴンドリーではありません

この頃見かけるこのCM.が大好きです。

2007年度NHK共同キャンペーン|AC公共広告機構
リサイクルマークがECOマーク。

これって、やっぱりアレを激しく意識してますよね?(笑)
そう思ったのはワタクシだけじゃないという証拠に、CM動画を探してたら検索ワードに「ミシェル・ゴンドリー」って入ってたよ(爆)。これも手がけてるのかと焦りましたがな。違うからね監督は、ぷぷぷ。
CMに出演している女の子たちはPerfume というアイドルグループだそうです。彼女たちのPVを拝見しましたが、想像以上に質が高くて(ごめんよ)びっくりしました。素敵なメロディにエレポップ風味を塗しててかなり好きかも、鼻歌出るもんね。ヴィデオクリップ集欲しくなりますた(笑)。「Computer City」「Electoro World」「Chocolate Disco」がワタクシのお気に入り♪

Sleep_2

ミシェル・ゴンドリーといえば、新作映画「恋愛睡眠のすすめ」はとても素敵な作品でした。「エターナル・サンシャイン」も好きだったけど、「恋愛睡眠」はより胸に迫るものがありましたな。ワタクシが主人公同様不器用なオタクだからでしょうか(爆)。いやいや、あの不器用さは愛しいよ~
どの場面も監督のごくパーソナルな想いをいっぱい詰めて作ったんだろうなと感じることができます。あの主人公(ガエルさま♪)はおそらくミシェル・ゴンドリー自身を投影した姿なのでしょうね(部屋の内装は子供時代に住んでいた部屋を再現したそうです。あの摩訶不思議な装置w)。双子のような二人はあの後どういう関係になっていくのだろうと、いつまでも不思議な余韻が残ります。一般受けはしないかもしれませんが、ワタクシは大好きな作品です。ずっと心の中に大事にしまったおきたい珠玉の1本。
ステファニーのお部屋のインテリアが最高!あんな部屋に住みたいものです。隣の部屋から男が忍び込んできてもいいや(笑)。

ゴンドリー、ただいまこんな企画も進行中。

東京を舞台にした『TOKYO!』(仮題)製作決定

ぎゃー好きな人ばっかり!(悶絶)
ゴンドリー…木か、木なのかwww。

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2007年7月28日 (土)

お母さんも夏休み

20日からネロ子の夏休みが始まりました。1週間過ぎましたが、朝から晩までおなかがすいただの一緒に遊べだの申しまして、ワタクシもうげんなりです←お休み始まったばっかりなのに(笑)。あと1ヶ月、体力を温存してがんばりたいと思います。

さて先週ネロ子は通っている体操教室主催のお泊りキャンプに参加しました。お友達と出かける初めてのキャンプで、山へ登ったり川で遊んだりとたっぷり楽しんできたようです。淋しがらずに一人で寝られるのか心配でしたが、なんとかクリアできたようで(泣いたらしいですけどw)この子も少しずつ成長しているのかなと思います。一番印象に残った出来事は「お友達と夕食にカレーを作ったこと」らしく、帰宅早々「ネロちゃんカレー作れる!お母さんに作ってあげるー!」と主張し始めました。で、翌日早速ネロ子手製(殆どワタクシがサポートwww)カレーを食したわけですが、まぁこの分だと奴が飽きるまで当分ネロ子カレーが食卓にあがることになるでしょう。くわばらくわばら(笑)。

ネロ子がキャンプに出かけている間、ワタクシにも短い夏休みがいただけてラッキー♪朝出かけて翌日の夕方まで自由時間です。映画を2本見に行きました。

Geniusparty

Genius Party

Renaissance

ルネッサンス

アニメばっかりなのはなぜ?(笑)
どちらの作品も公開を心待ちにしていた映画なのです。どうしてもスクリーンで見たかったもの。
「Genius Party」は「よくわからない」とか「退屈」という人が多くて、ちょっと不安を感じながら見たのですが、どっこい退屈どころかワクワク興奮しっぱなしでした。普段のテレビアニメでは見られない各監督の作家性を堪能したという感じです。音楽の合わせ方もさすがだ渡辺信一郎。第2弾が今から楽しみです!
「Genius Party」に魅了された頭でふらふらしながら次に見た「ルネッサンス」。後頭部をがーんと打たれたような衝撃ですよこれわ!大変すばらしい作品です。モノクロームで描かれた緻密なアニメーションの衝撃に度肝を抜かれつつ、しっかりしたストーリーとカメラワークにも感嘆。ワタクシは一般の実写映画と同じ感覚で見ていました。モーションキャプチャーはあんまり好きじゃなかったんですけど、こんな表現方法もあったのかと気づかされること多数。拍手を送りたいです。
また音楽がすごく良くて、誰が書いてるのかと思えばニコラス・ドッド!007シリーズのオーケストレーション担当の人です。そういえば007みたいな音楽かも、主人公の声を当ててるのもダニエル・クレイグだし(笑)←007に決まる以前のキャスティングで、本当に偶然らしいです。このサントラ買おう~

帰りしな、映画酔いでグデングデンになりながらタワーレコードへ寄り道。ウルリッヒ・シュナウスの新譜「goodbye」を買って、ご飯作るのめんどくさくなってつれあいと外食→満腹になって帰宅するなり爆睡。夏休み万歳(笑)。

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2007年7月 9日 (月)

Where the Wild Things Are

Wildthingsare 

モーリス・センダックの絵本「かいじゅうたちのいるところ」が実写で映画化されるそうです。
監督はスパイク・ジョーンズ(!)で2008年夏公開予定。
スチールで見る限りは結構いい線いってるような…
詳しくはMTV movies blogにて。
「Where the Wild Things Are 」にはこんなアニメーション作品もあるみたい。初めて見たよ、YouTube様様♪

Sendak_2 センダックといえば春にこんな本を見つけたのです。
海外発注を済ませて(amazon.jpより安い)只今到着を待っている最中。The Art of Maurice Sendak: 1980 to Present

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2007年7月 2日 (月)

映画バトン

お友達のMOMIOさんから頂戴した映画バトンに答えてみました。
「一番良かった○○映画」という設問は難しかったです。他に該当作品があったかもしれませんが、今の気分で気楽に答えたものだと思ってくだされ。だってさー忘れてるんだもん(笑)。
コメントで映画の内容に触れることがありますので、ネタバレが嫌だと思われる方はご注意を。

1.初めて劇場で見た映画は?
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ地球最大の決戦」か「メアリー・ポピンズ」。
ネットで調べたら、私が見た版はどちらもリバイバル上映だったらしいです。どっちを先に見たかどうしても思い出せない。

2.一番最近劇場で見た映画は?
「毛皮のエロス」
フリークスを撮り続けた写真家、ダイアン・アーバスの人生を映画化(ただしフィクションがかなり含まれる)。美術監督の仕事が素晴らしいです。

3.最近DVD(ビデオ)で見た映画は?
「王と鳥」
映画館で見られなかったものですから。
 
4.一番良かった白黒映画は?
「泥の河」
白黒映画は好きなものがいっぱいあるので、とりあえず「カラーが撮れる時代なのにあえて白黒で撮った作品」の中で考えてみました。手品のシーンを見て、自分もこんな大人になりたいと思った。

5.一番良かったアクション映画は?
「大脱走」とか「ゲッタウェイ」とか。
あー、マックイーンが好きなのか自分(汗)。

6.一番良かったロマンス映画は?
「汚れた血」
ロマンス映画に分類していいものやら(笑)。でも好きな映画だからどこかに入れたい1本。初めて見た高校生の時はジュリー・デルピーの気持ちに寄り添い、30を過ぎた今はジュリエット・ビノシュの視線で見てしまう。

7.一番良かった戦争映画は?
「灰とダイヤモンド」
「地下水道」とどっちにしようか悩んで、ズビグニエフ・チブルスキーのかっこよさでこっちに決めた。あとは「離愁」も好き。広い意味で戦争映画だと思うんで。

8.一番良かったミュージカル映画は?
「サウンド・オブ・ミュージック」
一つ選ぶならこれでしょう。

9.一番好きなSF映画は?
「スターウォーズ」
一つ選ぶならこれでしょう(笑)。

10.一番好きなバイオレンス映画は?
「ワイルドバンチ」か「トゥルーロマンス」。悩むー。

11.一番好きな青春映画は?
「青春デンデケデケデケ」
主人公の男の子って浅野忠信だったのね、今頃気がついた。

12.旅をしたくなる映画は?
「80日間世界一周」
56年マイケル・アンダーソン監督作の映画。
蛇足ですが、ピアース・ブロスナン出演の89年TVドラマヴァージョンもいい。

13.見るとお腹がすく映画は?
「バベットの晩餐」

14.泣きたい時に見る映画は?
泣こうと思って映画を見ることはありません。
でもワタクシも「火垂るの墓」は反則と思う。

15.途中で止めた映画は?
ないです。途中で寝てしまう映画はあるけど。

16.元気が出る映画は?
「リオ・ブラボー」

17.何回でも見れる映画は?
「オリエント急行殺人事件」
基本的に好きな映画は何度でも見る傾向。

18.絶対に薦めない映画は?
思いつかない。

19.今まで観た映画で一番怖かったのは?
「ジョーズ」
ラストで船が割れて人が足から鮫に食われていくシーン。正面からばっちり映って、大泣きしながらロビーに飛び出していった小学生のワタクシ。耐性ができた大人になってもあの場面を見るのはなんとなく嫌だ。トラウマ。
「震える舌」は予告編だけ見てなんて怖い映画なんだと驚愕した。あれからお砂場で遊べない。あの映画があったからネロ子の予防注射をさっさと打ちにいったようなもので、保健所は破傷風予防接種の啓蒙映画として活用すべき。

20.人生の勉強になる映画は?
うーん…?

21.好きな映画のジャンルは?
怖くなく、気持ち悪くならない映画。

22.次にバトンを回す人は?
どなたでも、ご興味のある方はお持ちください。

こんな感じで。いかがでしょうMOMIOさん???
コメント付け可能にしてますので、みなさんの「一番好きな○○映画」などお書き添えいただくと嬉しいです~

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2007年2月27日 (火)

鉄コン筋クリート

Tekkon_3   

モーニングショーで『鉄コン筋クリート』を見てきました。10時からかと思ってたら9時45分開演ですって?ネロ子、さっさと幼稚園に行ってくれい(笑)。
ネロ子を園に放り込んで電車に飛び乗り、急いで映画館に。さすがに平日の朝一番の映画、お客は10人ほどしかいません。のんびり見られていいけどね。

【オマケ】
本編の前に新海誠監督の新作『秒速5センチメートル』の予告編を見ました。山崎まさよしの「One more time, One more chance」が主題歌に使われているのですが、この歌、映像作品の主題歌に使われる頻度が高いですね。「涙そうそう」に負けません(笑)。
予告編の最初のシーン。主人公の女の子が読んでいるのがカポーティの『草の竪琴』で、思わず「おっ♪」と反応してしまいます。監督もお好きなんでしょうか、好きそうだなw。新海監督お得意のフレアを多用した風景は、主人公の青春の煌き同様キラキラしてまぶしいっす。オバちゃんが見に行っても大丈夫なんでしょうか、これ(笑)。

続いて本編の「鉄コン筋クリート」上映。
ワタクシ、松本大洋の原作マンガが大好きなんですね。もうわくわくしながら時間を忘れて見てしまいました。

始まったとたん「うわっ宝町だ!」と心臓バクバク。宝町の風景がものすごく生々しいのです。原作の宝町も素敵だけど、映画はもっとリアルというか、我々になじみのある世界に近いと感じました。実際宝町の描写は吉祥寺と五反田をモデルにしたらしい。あとマイケル・アリアス監督は渡辺克己の「新宿」と荒木経惟の「さっちん」も参考にしたとパンフレットに書いてあって、ああなるほどねと。ちなみにおらが大阪にも似ているぞよ(笑)。とにかく原作以上に繊細で薄汚れて生活の匂いがする宝町がとてもいいです。スモーキーな色彩も、ひょろっとしたキャラクターデザインも個人的に好み。

メインキャストの声をあてているのは殆どが俳優さんで、いわゆる声優と呼ばれる人はあまりいません。アニメの吹き替えに俳優を起用した作品で「声の仕事はやっぱりプロの声優の方がいいね」という感想を聞くことがありますが(某ジブリ作品とかw)、「鉄コン」の場合はこのキャストで大成功だったんじゃないですか?いや、ワタクシはもうこれ以外考えられない。これからは漫画読んでもシロは蒼井優の声でしか再現できないもんね(爆)。本当にすごいんですよ蒼井優。好きな女優だったけどもっと好きになったぜ蒼井優!!!

俳優起用の吹き替えは時にキャラクターの個性を霞ませてしまうことがありますが、この映画に関してはそういう印象はまったく感じられませんでした。いずれも個性的な声の持ち主でしたが、鑑賞後にキャスト表を見て「そういえばあの声は…」と気がつくばかりでした。
どなたも声の芝居が素晴らしかったのです。アテレコとして技術的に上手いかどうかはわかりませんよ?でもキャラクターに命を吹き込むという点では最高の声だったかと。監督のディレクションなのでしょうか、感心しました。

「鉄コン筋クリート」って、よく考えたら暗い話なんですよね。親に捨てられたストリートチルドレン、ホームレスの老人、地上げ屋、ヤクザの抗争…宝町自体も時代に取り残されたスラム化しつつある町ですしね。そんなシビアなテーマと暴力が満載なんだけど、見たあと胸の中は希望と明るさと力強さが満ちてとても気分がいいのです。
ワタクシも宝町に行ってみたいなぁ、シロに会ったら抱きしめて頭ぐりぐりしちゃうかも(笑)。安心安心~♪

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2007年2月26日 (月)

見たい映画がいっぱい

先週は佐藤真監督の「OUT OF PLACE」を見にいく予定にしていたけれど、モーニングショーのみの上映で「朝一番にこんな重い話を見るのは気力がみなぎっているときじゃないとダメだ」と諦めました←朝一で「麦の穂をゆらす風」を見た時痛感しますた(笑)。今週は気合入れて見に行こうかと。
今までレイトショーのみだった「鉄コン筋クリート」もようやく朝の上映になってくれたので映画館で見ようかな。「ドリームガールズ」はつれあいも一緒に連れて行ってエディ・マーフィがどれだけJBに似ているかチェックするのだ(笑)。
他には「パフューム」「グアンタナモ」、それから「ルネッサンス」「春のめざめ」あたりを順番に見に行こうと思っています(なんかアニメが多いねw)。ウィンターボトムの「グアンタナモ」、内容がコケてなきゃいいと祈っときます(笑)。

以前ネロ子のロッキングチェアを買った中古家具屋さんからTELあり。希望の品が入荷したとのことで品物を見に行きました。ネロ子の椅子と同じアーコールの品で、カタログにあったものが気に入って倉庫の中を探してもらっていたのでした。店頭の品を確認すると状態も良さそうで購入決定。週末着の予定です。

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2006年10月19日 (木)

年をとった鰐

Waniposter

昨日のレディースデーは念願の「カポーティ」を見ようと出かけましたが、上映がお昼からということでネロ子のお迎えの時間が決まっているワタクシは見られません(涙)。泣く泣く来週出直してくることに決定。
そのかわりといっちゃなんですが、アニメーション作家・山村浩二さんの「年をとった鰐」を見てきました。
フランスの作家、レオポルド・ショヴォーの「年をとったワニの話」を山村浩二さんがアニメーション化。ナレーションがピーター・バラカンさんでちょっと嬉しい♪ピーター・バラカンの声大好きなんで(笑)。

年をとった鰐&山村浩二セレクト・アニメーション 予告編

「年をとった鰐」はエッセイストの故・山本夏彦さんが名訳された作品としても有名です(ワタクシが持っている「ワニ」もこの夏彦訳の復刻版です)。他に福音館から刊行された児童書、そして今回の映画化にあたって山村さん自身のイラストと文で再現された絵本があります。山村さんの絵本はショヴォーの挿絵を忠実に再現した絵柄なので、オリジナルに親しんだ人が見てもまったく違和感がありません。

モノクロのアニメーションの動きは淡々と進み、時にちょっとコミカルで和ませるのだけれど、次第にこの奇妙な物語が内包する寓意の虜になってしまいます。ストーリーを熟知していても画面の表現についつい引き込まれてしまうことしばしば。波の表現はこんな風になるんだなぁ。少女が○○になるシーンも文章だとあんなに長いのにアニメでは5秒で残らず表現されてしまいます。そして原作ではほんの数行で記されるワニの苦悩の場面にはてしない永遠性を滲ませる。素晴らしいです。

この作品は見る側に様々なことを連想させます。ワニとタコの関係に自分と誰かをなぞらえてしまうかもしれません。本意・不本意かかわらず優しい友達を「食い物」にしてしまった、そんな苦い記憶を思い出す人がいるかもしれない。ワタクシは思い出したよ、人生褒められることばかりして過ごしてきたわけじゃないもの。
欲とか業とか孤独とか、あとワタクシは大変なエロスを感じたりもするんですがね。「君(若い女のタコ)を食べずにはいられない」っていうのはなぁ、やっぱりなぁ。いろいろ考えますよ、ほんと(笑)。
本もいいし映画もいいです。ぜひぜひ。

同時上映は山村浩二さんがセレクトした名作短編アニメ集。

●イシュ・パテル『ビーズゲーム』
●フランク・モリス『フランクフィルム』
●ジョナス・オデル、スティグ・バクベスト、ラース・オヒソン、マッティ・エンストランド『リボルバー』
●ギル・アルカベッツ『スワンプ』
●ノーマン・マクラレン、イブリン・ランバート『色彩幻想』
●エドゥアールド・ナザーロフ『アリの冒険』
●プリート・パルン『おとぎ話』

パルンの作品は一度見てみたかったのでよかった~
全部よかったけど「ビーズゲーム」の緻密さが印象に残ってるかな。「色彩幻想」の音楽がオスカー・ピーターソンだったとは知らんかったけど(笑)。

揃って12月にDVD化されます~

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2006年5月26日 (金)

Viva la boheme

レディースデーの水曜日、映画「Rent」を見てきました。オリジナルはブロードウェイで人気を博したミュージカルで、現在もロングランで公演継続中だそうです。1989~90年のイーストヴィレッジが舞台。プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を下敷きにエイズや同性愛といった現代的な問題を盛り込んで組み立てられたドラマです。

87年のブラックマンデー以降、深刻な経済不況に悩んでいた頃のニューヨークの描き方がリアルです。まだジュリアーニが市政を執る以前の話なので地下鉄は落書きだらけ、街にはホームレスが溢れています。衣装やパフォーミングアートの傾向もその時代を感じさせるもので懐かしさを感じました。
生身の人間が目の前で歌って踊る舞台に比べて映画はどうしても臨場感が乏しくなりがちですが、ダイナミックなカメラワークで撮られたオープニング(overture)を見て、これはブロードウェイの舞台では見ることが出来ない映画ならではの表現だと思いました。反対に「明日私が死んだら誰が悲しんでくれるだろう」とシンプルなフレーズを歌い続けるエイズ患者の集会のシーンなどは舞台で見ると面白いだろうなと思ったりするけれども(笑)←舞台でこのシーンがあるかはわかりませんが。とにかくカメラがいい仕事してます。

何年か前のテレビのニュースで世界エイズデー・キャンペーンの映像を見ました。マンハッタンでのパレードの中にこの「Rent」のオリジナルキャストたちがいたのをなぜか強く覚えています。彼らにとってエイズという魔物は舞台で演じる架空の世界ではなく日常生活のすぐそばに横たわっているリアルな生物なのですね。「過去はない、未来もいらない、今を生きるだけ」という歌の言葉は前向きで素晴らしいけれど、未来を奪われたHIVキャリアの現実の前にその言葉はとても刹那的に響くのでした。

ところで「Rent」の登場人物の中にエンジェルというドラッグクイーン(女装趣味のゲイ)がいるのですが、この人がワタクシの義妹にそっくりで(爆)。義妹はダンサー/振付師でこの映画に出てくる人たちの仲間みたいなものですけどもね、それでもこんなに風貌・雰囲気・性格までも似ている人はまれで~恐る恐る実の兄貴(つまりつれあい)に訊いてみたら全面的に賛同されました(爆)。やっぱり、やっぱりな。

エンジェルって独創的でいつも愛に溢れて人を幸せにする人。義妹もそんな人なのね。あなたと姉妹になれて誇りに思っているよ。ピース♪

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2006年5月11日 (木)

「かもめ食堂」を見てきました

恒例・レディースデーの映画鑑賞。
今週は「かもめ食堂」を見てきました。

9:50からの朝イチ上映にもかかわらず立ち見が出るほどの盛況ぶりにびっくり←ワタクシは立ち見でしたとも、ええ。想像はしてたけどお客の9.9割が女性(笑)。
始まって10分くらい見てたら、これは「やっぱり猫が好き」をフィンランドロケで撮っているのでは?と思えてしかたがありませんでした(笑)。いやいや~面白かったですとっても。
それぞれの理由でフィンランドにやってきた女性3人、心の深いところで繋がっているんだけれど馴れ合いにはならず、お互いの世界を尊重しあっている大人の関係がとても気持ちよいですね。画面の色も綺麗、光も綺麗。

またこの映画がフィンデザインの宝庫で。
FINELのコーヒーポットとか。
アアルトの家具とか。
イッタラの鍋とか。
マリメッコの服とか。
そういうのが好きな人は迷わずDVDも買いましょう←私か?

もたいまさこがあんなにマリメッコが似合うとは思わなかったなー(笑)。すばらしいよ、もたいさん!
洋服もかわいかったなぁ、プリント×プリントのかわいさに目覚める映画でした。真似して自分で出来るかは疑問だけども~むずかしいもん。
日本のファッションもがんばってて、ギャルソンの服とか糸山弓子さんの帽子とかいっぱい出てましたね。もたいさんが着ていた水玉の上下はギャルソンの服じゃないかと思う。はいりさんのボーダーと小林聡美の水着は間違いなくギャルソン。

フィンランド。
スオミの音楽とかラップランドの太鼓に心惹かれています。ゲド戦記に登場するアースシーはもしかしたらフィンランドの多島群がモデルになったのかもしれないなと思っていたり。遠いけれどなぜか親しみのある国です。
もたいまさこにフィンランド人の気質の源を訊ねられて「森です!」と答えた豚身(笑)の言葉がいいなぁ。森に育てられた人々の国だなんて最高だな。

映画の帰りにイルムスに寄って余韻を楽しんできました。
現在「かもめ食堂」キャンペーン実施中。

2006年2月22日から6月18日まで、東京都目黒の庭園美術館にて「北欧のスタイリッシュデザイン~フィンランドのアラビア窯」が開催されています。現在は作られていない作品も展示されるようです。映画の帰りに立ち寄ってみるのもいいかも、です。

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2006年2月 4日 (土)

オリバーツイスト

Oliver_3  

2月1日は映画の日にして水曜日の女性客割引日。映画を見に行け、行かんかい!と言われているような日ですな(笑)。
というわけで、久しぶりに映画を見に行きました。ロマン・ポランスキー監督作「オリバー・ツイスト」です。

文豪チャールズ・ディケンズが書いた長編小説「オリバー・ツイスト」は、産業革命後の19世紀イギリスを舞台に孤児オリバー・ツイストが苦労を重ねながら幸せを掴んでいくというお話です。ポランスキー監督がこの作品を撮ると決めた瞬間から、彼の胸の中では主人公オリバーと幼少期の自分の姿とを重ね合わせていたに違いないと思っていました。
ポランスキー監督の両親は第二次大戦中ナチスの収容所に送られ、母親はそこで死んでいます。彼は1人で収容所から逃げ出し、知人宅に隠れ住み生き延びたという人なのでした。この生い立ちから見て、前作「戦場のピアニスト」は戦争という普遍的なテーマを扱いつつも彼にとって大変パーソナルなものを含んだ作品だったと想像できますが、この「オリバー・ツイスト」も同じように監督の個人的な経験や記憶を反映させた映画に違いありません。この2本の映画は監督の中では対で置かれるべきものなのでしょう。

ポランスキー監督の言葉によると「オリバー・ツイスト」は『子供のために作った映画』だということですが、その内容は我々大人が子供に見せても恥ずかしくない、大変素晴らしいものだと思いました。

粥のおかわりも許されない救貧院の孤児たちと彼らを管理する美食家の役人、社会からあぶれた子供を「救う」窃盗団、無能な法廷。ディケンズが風刺と皮肉を込めて描いたものをポランスキーは的確に映像で表現していきます。その滑稽さに観客の私たちは思わずにやりとしますが、ふと気がつくのです。これは100年後に暮らす私たちの社会の問題そのものが描かれているのだと。

フェイギンを演じたベン・キングズレーの演技は素晴らしいの一言です。悪人なのかいい人なのか、子供が好きなのかただのずる賢い老人なのか、フェイギンという役はいろいろな面を併せ持つ難しいキャラクターです。人間は単純に善人と悪人に分けられるわけではなく、善人だって悪事は働くし悪いことをしながらよい行いだってする、そんなデリケートな人物描写をベン・キングズレーはきちんと演じていて、見ていて引き込まれるようでした。
オリバーとフェイギンが最後に出会うシーンは原作のセリフをそのまま使っています。同じ場面に同じセリフなのに、原作から受ける印象とは全く違っていて驚きました。映画の場面からは弱者に対する優しさが滲み出ているようでした。そしてそれは監督の視線そのものなのだと。

正直言って「明るく楽しい娯楽作品」でも「涙を誘う感動大作」でもありません。人が死ぬ場面はポランスキー色満載でダークこの上ないものです(笑)。それでも「人間は愛すべきものだし人生には生きるだけの価値がある」と感じることが出来る。未来に希望が持てます。

「子供のために作った」という言葉は嘘じゃないです。
私も子供に見せたいです、監督。

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2006年1月26日 (木)

スラムダンス?

昨日テレビで見たニュース。

【パークシティ(米ユタ州)23日共同】
北朝鮮による横田めぐみさん拉致事件を主題にしたドキュメンタリー映画「アブダクション」(拉致)が22日、米ユタ州パークシティで開かれている「スラムダンス映画祭」で公開された。


スラムダンス。一瞬どこだろうと思いました。
スラムダンクなら知ってるけどな、な。

SUNDANCE FILM FESTIVAL
毎年1月にアメリカのユタ州パーク・シティで開催されているインディーズ映画(独立系映画)の世界最大の映画祭。1985年、ロバート・レッドフォードがサンダンス・インスティテュートを創設・主宰、若手・独立系映画製作者を支援する映画祭として「サンダンス映画祭」をはじめる。


これですよ、これ、インディーズムービーの晴れ舞台です。ここで話題になるということはインディー系映像作家の勲章みたいなもの。たしかにノミネートされるものには面白い作品が多いのです。コーエン兄弟 、ジム・ジャームッシュ、ソダーバーグ、それから、タランティーノなどはここから巣立っていった監督さんなのですよね。
アカデミーほどではないにせよ、結構有名な映画祭だと思ってたんだけどなぁ。冒頭のニュースソース配信元がどこなのかは知りませんけれど、入ってきたニュースをなんの疑いもなくそのまま垂れ流したりして、日本のマスコミしっかりせんとあかんがな(笑)。

ちなみに映画祭の名前に冠した「サンダンス」とは、映画『明日に向って撃て』にてレッドフォードが演じた伝説のガンマン、サンダンス・キッドから命名。ここから巣立った作家たちはさしずめワイルド・バンチ(サンダンス・キッドが結成した強盗団)というところでしょうか。

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2005年12月 9日 (金)

ハリーポッターと炎のゴブレット

を見てきたのでございます。お友達と一緒に。

2時間半ちょっとという長時間にストーリーがぎっしり詰め込まれた、大変ボリュームのある作品だったという印象です。映像はさすがの美しさ、美術監修も隅々まで行き届いていて感嘆いたしました。
今作ではいよいよハリー・ポッターの宿敵、ヴォルデモート卿が登場するのですが、これを演じるのはレイフ・ファインズ、「イングリッシュ・ペイシェント」に出てきた金髪のハンサムガイですよ!なんかイメージが全然違うのです。最初誰だかわからなくて???と思った。でもこういうゴスな悪党役もいいなぁ♪

全体的にテンポが早くストーリーがどんどん展開して進んでいくので(加えて画面の情報量が多い)、お馴染みの脇キャラの登場場面を把握することができなくて混乱しました。ジョン・クリーズ(モンティパイソンのメンバー)演じる「ほとんど首なしニック」ことニコラス・ド・ミムジー-ポーピントン卿はどこに出てましたか?…もしかして出てなかったとか?(爆)

ジョンQーーーーーーー!(涙)

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2005年11月16日 (水)

capote

Capote02 

アメリカでトルーマン・カポーティの自伝映画が公開されました。

「capote」

ドラマはカポーティ自身の人生を紹介しつつ、彼の著書「冷血」がどうやって出来上がって行ったかということに焦点が置かれているらしいです。
「冷血」は以前にも映画化されている作品ですが、あの映画はあくまで「クラター家殺人事件」のドラマであってカポーティ自身の姿を描くことはありませんでした。
この「capote」にはフィリップ・シーモア・ホフマン演じる作家カポーティが登場します。カポーティがペリーとディックという2人の殺人犯の内面の闇に迫りながら歴史的なノンフィクションノベル「冷血」を書き続けるその過程を描くことで、カポーティ自身もまた自らが抱え込んでいる苦悩や影を発見し感情の揺れに気がついていくことになるのでしょう。日本公開は未だ未定だそうですが、一体どんな作品になっているのやら。ぜひとも見てみたいものです。

カポーティ作品の映画作品ではエドワード・ファーロング主演の「グラスハープ」も印象深い作品でした←「ティファニーで朝食を」は全然別物に変わっているので却下(笑)。「グラスハープ」こと「草の竪琴」はカポーティの自伝的小説といわれています。歳の離れた従姉妹とのちょっと風変わりな、それでいて親密な生活。両親の愛情が欠落した少年時代をすごしたカポーティにとってそこはいつでも帰ることができる特別な場所なわけですが、映画は彼らのそんな蜜月のような日々を美しく描いていました。
「グラスハープ」映画化の話を聞いた時、美しくてセクシーでちょっと生意気なカポーティ少年(↑の写真はカポーティ本人のポートレイトです)を演じるのは「ボーイズライフ」や「ギルバートグレイプ」の頃のレオナルド・ディカプリオが一番イメージに近いなぁと思っていたのです。エドワード・ファーロングも美しいけどね、うん。ちょっと線が細いけどいい感じでした。

少年時代のディカプリオのジョエルで「遠い声、遠い部屋」を映画化してほしかったんだけどな。いまやすっかりオッサンになっちゃって手遅れです(笑)。

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2005年11月 9日 (水)

0泊2日・ヒルズの旅

5日の土曜日、六本木ヒルズまで出かけてきました。
あっさり「出かけてきました」というほどの近さでもないんですけども(笑)。

六本木ヒルズにある東宝ヴァージンシネマでこんなのをやっていましてね、この「イッキミヤマト」を見に行ったのでした。完徹して映画を3本見る、という企画。おバカなヤツだとお笑いください~
なにもわざわざ出かけなくたってDVDで見ればいいと思うんですよ?新幹線代で十分ソフトだって買えるんですから(笑)。でもねーなんかお祭りみたいで、みんなで一緒に見て盛り上がりたかったの♪大人なんで許して~うふ。

実は六本木ヒルズに出かけるのは初めての経験です。
東京ではお友達が待機してくれているのでちゃんとナビしてもらえるのですが、念のためどこら辺にあるのかチェック。テレ朝通りの脇なんですな。地下鉄の駅に直結していますが、渋谷から直通バスも出ていてこっちの方が私には便利です。
ヒルズはとにかく縦にも横にも広い!そんでもって通路が入り組んでいるので、スムーズに移動するためにはケモノ道のようなルートを覚えないと行きたい場所が目の前に見えるのに到着できない、なんて事も(笑)。
港区は私の出身高校の学区でこの周辺に住んでいる友達も大勢いたのですが、都市再開発計画のため殆どのお宅は私の在学中に不動産を処分して郊外に引っ越していかれました。彼女たちの自宅跡地にはこんな巨大要塞のようなビルが建てられたのだなぁとちょっと思い出してしまいましたな。思い出しつつ、どこかに古舘伊知郎と河野明子がいないか?とか考えちゃう私ってどうよ(笑)。加藤千洋さんがカフェでコーヒー飲んでるとかさ♪(ないって)

で、肝心の映画ですが。いやーこれが楽しいのなんのって。
映画の内容はともかく(おいおい)「みんなで盛り上がりながら見る」という行為がこんなに楽しいものだとは思いませんでした。なんか病みつきになりそう~♪できれば仲間内で突っ込みを入れながら見たいと思うのは私だけでしょうかね?ぷぷぷ。だったら自分ちで友達集めて見ろよ!といわれそうですが、やっぱり大画面&大音響の迫力は違うのよ~
夢だった大きなポップコーンバケツを抱えながらの映画鑑賞(やったことなかったんで)も実現できて満足♪

大人の夜遊び。こんなに健全でいいんでしょうか。

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2005年10月19日 (水)

究極の答えは42

Hgg2

前回モンティの記事を書いた後「そういえば…」と思い出したこの映画。
タイミングのいいことに、只今絶賛上映中です。

「銀河ヒッチハイクガイド」

映画の原作者、ダグラス・アダムスはモンティ・パイソンの番組でスケッチ(ショートコントのこと)を書いていた作家で、この「ヒッチハイクガイド」も元々はBBCのラジオドラマ用に書かれたものです。カルトな人気を持つ原作は長らく絶版状態になってましたが、今回の映画化のおかげで新訳&再販されました→これ

モンティ周辺の人の作品なんでむちゃくちゃナンセンスなオバカコメディなのですが、同時にそのオバカさを楽しんじゃおうというオタク心も激しく刺激されるわけです。「人生、宇宙、そして万物に対する究極の答え」という有名なセリフがあるのですが、これを元ネタとするオマージュが世界のいたるところで発生。ぐぐるの計算機能にまでなってたなんて知らんかったよ!
そしてよく見れば、映画で主人公が使っている紅茶のカップは我が家で愛用しているものをおんなじだなと気がついてみたり(爆)。

監督のガース・ジェニングスはミュージックビデオ出身の映像作家さんらしいです。ブラーとかファットボーイ・スリムとか手がけてたらしいですが、私は見たことありません。この映画の監督を選ぶにあたってスパイク・ジョーンズがガースをプッシュしたらしいですが(公式サイト参照)、いっそのことスパイク・ジョーンズに撮ってもらっても全然かまわなかったのですがね。ナンセンスならあの人も負けてないだろうて~

愛すべき英国正統・風刺の効いたオバカコメディ映画。画面に向かってガンガン突っ込み入れながら見るのがきっと正しい見方でしょう。

とりあえず、あわてるな(笑)。

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2005年10月 5日 (水)

映像の錬金術師

Quay

Amazon.comで注文していたDVD「The Brothers Quay Collection」が届きまして連日ガンガン見ております。このDVD、実は最近まで発売されてるのを知らなかったんですわ!大好きなクエイ兄弟なのにばかばかワタクシ。
日本版ビデオがあることはあるんですが、現在絶版のため中古市場では結構なお値段になっていたりします。日本でも早くDVDになればいいのにね。ちなみに米国版と英国版がありまして英国版はPAL形式です。リージョンフリーの米国版がオススメです。

収録作品は
「ヤン・シュバンクマイヤーの部屋」
「ギルガメッシュ/小さなほうき」
「ストリート・オブ・クロコダイル」
「失われた解剖模型のリハーサル」
「Dramolet(Stille NachtⅠ)」
「櫛」
「アナモルフォーシス」
「Are We Still Married?(Stille NachtⅡ)」
「Tales From the Vienna Woods(Stille NachtⅢ)」
「Can't Go Wrong Without You(Stille NachtⅣ)」

特典で、クエイ兄弟が作った最初の短編フィルム「Nocturna Artificialia」と、「ベンヤメンタ学院」の劇場版オリジナルトレイラー、そしてパリでのインタビュー映像が収録されています(このインタビューの模様は赤塚若樹さんのサイト「パリのブラザーズクエイ」で詳細がわかります)。これで送料込$30弱(Caimanで買ったんで)はほんとにお買い得。

この兄弟は「映像の錬金術師」と呼ばれることがあります。汚れた人形や錆びた釘、朽ちた小枝に曇ったガラスといった古色蒼然としたオブジェに光と陰を合成して作る独特の映像美、モノクロームのフィルターを通したその退廃的な世界はこれ以上ないほど美しい化合物へと変化します。アニメーション作家の山村浩二さんによると「アンティークに囲まれた彼らのスタジオは、ほこり一つも作品になってるような繊細な部屋だった」そうです。

このサイトのdirectors→the brothers quayをクリックすると、彼らが手がけたCM作品が見られます。

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2005年9月 5日 (月)

Piano Tuner of Earthquakes

Pianotuner_2 

ピーター・グリーナウェイの映画「ZOO」の主人公のモデルにもなった美しい双子の映像作家、クエイ兄弟の長編映画が完成しました。

「Piano Tuner of Earthquakes」

プロデューサーはテリー・ギリアム。
2006年公開予定だそうです。

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2005年8月 4日 (木)

音楽目当てだっていいじゃないか

ミシェル・ルグランのボックスの話が出たついでに、音楽が気になっている最新映画のことを書きます。

まず「サヨナラCOLOR」

このタイトルだけでわかってしまうかもしれませんが、SUPER BUTTER DOGの名曲「サヨナラCOLOR」にインスパイアされた竹中直人監督の最新作。正確にいうと、「馬場当さんの脚本を読んで「サヨナラCOLOR」を喚起した」ということらしいですが。
「サヨナラCOLOR」は私も大好きな曲なんで、あの曲を思い出させる脚本というのはとても興味があります。竹中直人がその両方をどう料理しているのかも然り。
それにしても豪華キャストの映画ですなぁ。俳優陣はともかく、音楽界からこんなにたくさん。中島みゆきは一体何の役なんだろう(笑)。

音楽担当はハナレグミ(当然)、クラムボン、ナタリー・ワイズ(高野寛)。うむーこれだけでも世界が見えてきそう♪

それから「リンダ リンダ リンダ」

おおーぺ・ドゥナだ。「吠える犬は噛まない」の彼女はものすごく好きでした。とうとう日本映画にも進出なのですな。おめでとう♪
この映画は「学園祭でブルーハーツのコピーバンドを結成する女子高生のお話」なんで、テーマソングは当然ブルーハーツの「終わらない夏」なわけですが、映画そのものの背景となるサウンドトラックを担当しているのは元スマッシング・パンプキンズのジェームズ・イハです。ひゃー!ひょうたんからイハ!(すんません、ベタでした)女子高生たちのひと夏を優しく彩る音楽を作るのにこれほど適した人はいないかもしれん。念のため映画予告編を見てきましたけどもこれはいい!この音楽はよすぎる。サントラ買おう。

スタッフクレジットにバンドプロデュース:白井良明とあるんですが、これはムーンライダースの白井さんのことですかなぁ?←そうでした。

そして「Sprout」

ジャック・ジョンソンやトミー・ゲレロの音楽にあわせたサーフ映画。気持ちよくないはずがありません(笑)。
サントラ1曲目にはサム・プレコップの曲が入ってましてね、常々シー&ケイクの音楽を聴いているとプールの底に潜っているような気持ちになると感じていたんで、この曲も水の中の世界を表現する場面で使われているといいなぁと思います。なーんて全然違ってたりしてね(笑)。

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2005年7月15日 (金)

フラッシュ!ゴ~ド~ン♪

Gordon

身近な人たちが続々と「スターウォーズ エピソード3」を見に行ってまして、どなたの評価も大変高いです。この夏の映画界はこの作品の1人勝ちなんだろうなぁという気がいたしますな。
加えて、現在新宿コマ劇場ではクイーンの音楽を使ったロックミュージカル「We will rock you」を8月末まで上演予定。これも話題になりましてなかなかの入りだそうです。

さて、スターウォーズとクイーン。
この二つが関係するものはなんでしょう?
はい、映画「フラッシュ・ゴードン」です。

「フラッシュ・ゴードン」 (Flash Gordon) は元々1930年代にアメリカの新聞で連載されていた漫画です。スーパーマンやピーナッツみたいなものですね。内容は主人公のフラッシュ・ゴードンが恋人と共に宇宙へ出かけ、悪い皇帝に支配されている惑星で皇帝軍と戦う、というお話。まるでデススターに向かうルーク・スカイウォーカーのようですが、実際このコミックはジョージ・ルーカスが映画化したいと考えていたものなんですね。しかしその時すでに映画化の権利関係が押さえられていたということで、ルーカスはかわりに「スターウォーズ」を作ったという逸話があります。

その映画化の権利を持っていた人はディノ・デ・ラウレンティスといいまして有名な映画プロデューサーです。奥さんは女優のシルヴァーナ・マンガーノ。
どんな映画を作っている人かというとこんな映画
えーと…なんとなく傾向がわかっていただけるかと(笑)。「苦い米」とか「道」もいいんですけど、「キングコング」とか「バーバレラ」とか「コナン・ザ・グレート」なんてのがこの人のカラーかな~と個人的には思っております(ちなみに名前を挙げた映画は全部好きです♪)。

1980年、映画「フラッシュ・ゴードン」は無事に完成しました。「エクソシスト」のマックス・フォン・シドーや「屋根の上のバイオリン弾き」のトポル、ティモシー・ダルトンが出演、そして音楽はクイーンが担当というなかなか美味しい映画なのです…が「世紀の駄作」なんて呼ばれてしまうんですよ~これが(爆)。
内容ははっきりいってコメディです。「スターウォーズ」のノリで見るとずっこけるかもしれません。私はB級SFが好きなんで大丈夫ですけれどもね。「バーバレラ」の路線を引きずってるんかなぁ…結構お色気なシーンもあってこういうところもますますおバカ映画な色彩を強めているような(笑)。クイーンのテーマソングもとてもかっこいいのですけど、クイーンファンに聞いたら「あんまり触れて欲しくない作品」なんだそうですよ(笑)。

歴史に「もし…」という言葉はないといいますが、あのときジョージ・ルーカスが権利を持っていて映画化していたとしたら、「フラッシュ・ゴードン」は一体どんな映画になっていたのでしょうね。新たなスターウォーズシリーズが封切られて興行成績を塗り替えるたびに、いつもちょっとだけこのコミックヒーローのことを思い出してしまうのでした。

つれあいに「フラッシュ・ゴードンって覚えてる?」と訊ねましたら、「お○ん○んロケットとか出てくる映画だろ?」といわれました。

おいおい、それってこの映画のことだろ?(滝汗)

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2005年7月 9日 (土)

「女の芳香」にも入っていたとです…

調べ物をしていたらこんなサイトを発見。
サントラ好きさん、いらっしゃ~い♪

で、このページを見てびっくり。
ヒロシのBGMでおなじみ、ペピーノ・ガリアルディが歌う「ガラスの部屋」(同名イタリア映画のテーマ曲でした)は、ディノ・リージ監督映画『女の芳香』でも使われてたんですな。
『女の芳香』は日本未公開の映画ですが、アルマンド・トロヴァヨーリのオサレな音楽のせいで日本のサントラファンに人気のある作品です。ちなみにアル・パチーノ主演の映画『セント・オブ・ウーマン』のオリジナルでもあります。『セント・オブ・ウーマン』で「ガラスの部屋」はかかっていましたっけねぇ…ぶぶ。

他にも「ピアース・ブロスナンが『トプカピ』(大好き♪)のリメイク製作中」なんて記事があったり、見れば見るほど発見がありそうなサイトです(どうでもいいですけど、スパイとか泥棒の役が多いですなピアースは(笑))。

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2005年7月 1日 (金)

28年目にして

Title

文藝春秋社から出ている雑誌「TITLE」
今月号の特集はスターウォーズ・エピソード3です。
製作現場やスタッフの写真がいっぱい載ってて、ファンにはなかなか美味しいです。

通訳ロボットC-3POの中に入っている俳優さんはアンソニー・ダニエルズといいます。全6作通して出演している俳優さんはこの人だけではないかと思います。顔は画面に出ないけどスターウォーズ界では有名人、カンヌの赤絨毯の上でも大声援を送られていました。

ええ、それは知っていたんです。
でもC-3POの声を吹き替えていたのが野沢那智だったということは全く記憶から抜け落ちていました(爆)。

そうだよ…旧3部作は那智でした(記憶の糸)。
ちょっと神経質そうな、でも憎めないチャーミングな声です。28年目にして思い出しました。
雑誌には那智のインタビュー記事が載っています。東京ディズニーランドで「スターツアーズ」に乗ると那智のC-3POに会えるそうです。そうだ、あそこにも…(滝汗)

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2005年6月25日 (土)

パローレ最新版

Parole02

長々ネタをひっぱってすまんですが、こんな映画発見。

主題歌が烏丸せつこ&有田哲平の歌う「あまい囁き」だそうです。その他クレイジーケンバンド、小島真由美、荒木一郎と、音楽陣営にはそうそうたる顔ぶれが(笑)。濃いーなー、これだけで映画のカラーがわかるってもんです。あれれ、大西ユカリは入ってないんかな?

濃いっていえば、ルー大柴と国分友里恵のバージョンもあるそうですよ<パローレ。聴いてみたいようなみたくないような…

☆つれあいの続・パローレタレコミ。
大昔とんねるずのオールナイトニッポンにて、「あまい囁き」イントロの那智のセリフ「不思議だ…」に続いて替え歌を作っていく、というコーナーがあったらしいです。
ex.「不思議だ…今の若いやつは俺が400勝したってことを知らないらしい…カネ~ヤンカネヤンカネ~ヤ~ン♪」

どんどん出てくるな…パローレ(汗)。

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2005年6月15日 (水)

ピーターラビットと仲間たち/ザ・バレエ

Peter

今春スコットランド湖水地方を旅した叔母から、「ネロちゃんに♪」とピーターラビットのぬいぐるみが送られてきました←ピーターラビット博物館へいったらしいです(笑)。

「ネロちゃんのうさぎさん♪」と喜ぶネロ子。
そんなに喜ぶんならこれも見せてやろうかね?と母のアーカイブから取り出したのがこの映画

初めてこれを見たのは大昔の夜中のテレビだったと記憶しております。眠れなくてたまたまつけたブラウン管の中で踊る着ぐるみたち。一体なんだろうこれは…と混乱いたしましたなぁ。ものすごくシュールな世界が展開されていると思いました(笑)。
実際こんなかわいいモチーフを扱いつつもなかなか実験的な映像でありまして、ただ人形が出てきて踊っててかわいいー♪という作品ではないような気がします。人形の造型はあくまでリアルに、かつダンサーの踊りも美しく。「毒」と呼べるほどダークなものではないにせよそこはかとなく陰りを感じさせる映像に英国気質を感じます。

子供が見て楽しめるものだけれど、「子供向け」と侮って作っていないのがいいやね。真剣に作らないと子供も見ないって、ほんと。

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